採血を受けられる方へ
- 13台の採血台と2台のベッドおよび救急カートを常備し、臨床検査技師と看護師が採血を担当しています。
- 採血ガイドラインに基づく検査部の手順書を尊守し、採血専用手袋にて感染対策にも万全を期しています。
- 採血前の採血管にはコンピュータにより自動でバーコードが貼付され、専用ケースにて個別に管理しています。
- 採血後は迅速な検体処理が行われ、診察前検査にも対応しています。
- 採血台に仕切りを設置し、患者さんのプライバシーを保護しています。
採血をうけられる前に
- 担当医の説明を十分に聞き、納得・同意したうえで受けてください。
- アルコール過敏症の方は申し出てください。消毒法を変更いたします。
- 不安な方、臥位(採血用ベッド)での採血を希望される方は申し出てください。
- その他、ご希望、疑問点等がありましたら、スタッフにお尋ねください。
ご本人確認
- 採血のお呼び出しは、音声案内と案内用モニターに受付番号を表示いたします。
- 『採血取り間違い防止』のため、ご自身の姓名を名のっていただきます。
- 採血票と採血管のバーコード情報の照合により、ダブルチェックで姓名を確認いたします。
採血後の止血について
- 採血後5分間程度、揉まずに、しっかり押さえて止血してください。
採血による合併症の可能性について
- 通常は安全ですが、稀に次のような合併症の可能性があります。
1)内出血・血腫:穿刺後その部位をしっかり押さえて(5分ほど)予防してください。
ただし、内出血があっても、ほとんどが1週間ほどで自然治癒します。
2)血管運動反射:不安緊張の強い方では、穿刺後一時的に血圧低下する(脳貧血)ことがあります。
臥位により回復しますが、不安な方は予め臥位での穿刺を希望してください。
3)神経損傷:非常に稀ですが、神経を損傷することがあります。
穿刺によりするどい痛みやしびれを感じたらすぐに申し出てください。事前に神経の走行を知ることは不可能で、
完全に防止する方法はありません。ただし、ほとんどが自然治癒します。