生理機能検査室
脳波検査
頭に電極を装着して、ベッドに横になっていただいて、脳の電気活動を記録します。
病室で行うポータブル脳波検査や脳死判定、長時間ビデオ脳波検査も行っています。
術中神経モニタリング
術中神経モニタリングには、MEP(運動誘発電位)、SEP(体性感覚誘発電位)、VEP(視覚誘発電位)、術中脳波検査などがあります。
脳、脊髄、脳動脈瘤などの手術において、術後の後遺症(運動麻痺、感覚麻痺等)のリスクを軽減する為に行っています。
呼吸機能検査
呼吸器疾患の重症度を調べたり、手術前のスクリーニング検査として行います。
呼吸機能検査にはVC(肺活量)、FVC(努力性肺活量)があります。
さらに詳しく検査する場合には、精密呼吸機能検査として、FRC(機能的残気量)、DLco(肺拡散能力)、CV(クロージングボリューム)、MV,MVV(分時・最大換気量)、血液ガスの検査を行います。
携帯型PSG(終夜睡眠ポリグラフ)検査
睡眠時無呼吸症候群のスクリーニングとして行います。
血液中のSpO2(酸素飽和度)、脈拍、呼吸、体位を記録して、睡眠中に息が止まっていないかを確認します。
自宅に検査装置を持って帰り、就寝前に患者さん自身で装着していただきますが、装着方法は簡単です。
PSG(終夜睡眠ポリグラフ)検査
睡眠時無呼吸症候群の正確な診断や、CPAP(持続陽圧気道療法)の効果判定の為に行います。
1泊2日の入院が必要です。就寝前にスタッフが装置を取り付けし、睡眠時の検査を行います。
経皮的酸素飽和度(パルソックス)検査
自宅に検査装置を持って帰り、就寝前に患者さん自身で装着していただきますが、装着方法は簡単です。
睡眠中の血液中のSpO2(酸素飽和度)を2日連続で測定します。
筋電図検査
手や腕、足を電気的に刺激して、末梢神経障害を評価する検査です。